文化庁、4月11日まで「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」を公募
25/03/21
文化庁は4月11日まで、「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」の公募申請を受け付けている。文化財所有者や自治体、民間事業者らによる協議会などを対象に、文化財の活用した体験などコンテンツの造成・販売等を支援する。
同事業では、国指定など文化財を対象に、インバウンドの高付加価値旅行者など国内外の旅行者へ文化財の歴史や魅力を体感できる体験などコンテンツの造成を促進することで文化財の高付加価値化を実現。文化財の保存と活用の好循環を図ることを目的としている。
求める事業は、特別な歴史体験や夜間活用、ユニークベニューといった文化財を核としたコンテンツ、活用から保存への再投資を図る仕組みの可視化―が要件。単年度を事業期間に補助対象経費の2分の1、条件によっては3分の2まで加算して支援する。専門家による事業内容や事業実施体制へのコーチングを行いながら事業を進める。
事例として、二条城(京都府)のAR・VRを活用した歴史体験、大洲城(愛媛県)の城泊などを挙げている。
詳しくはhttps://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/joseishien/zenkoku_katsuyo/94166701.htmlへ。
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