MA、CRM、SFAに関心あるも課題は「費用」 JTB、観光DX推進について調査
23/05/25
JTB(山北栄二郎社長)はこのほど、自治体やDMO、観光協会らを対象に観光DX推進の取り組みについてのアンケート調査を行い、結果をまとめた。マーケティングオートメーションや顧客との関係構築へは過半数が興味を示したが、多くがDX推進へ費用面がネックと感じていることがわかった。
行っている情報発信に関する取り組みは、ウェブサイトが85%で最高。YouTubeが66%、雑誌広告、雑誌記事が60%と続く。TikTokやGoogleビジネスプロフィールは、まだ取り組めていないが興味は高いようだ。
マーケティング調査・分析は、アンケートなどの定量調査67%、ウェブサイト分析40%、SNS分析36%と続く。ここでもGoogleビジネスプロフィールへの興味関心は高い。
その他の項目は、業務のデジタル化39%、顧客との関係構築23%。興味関心のある取り組みは、マーケティングオートメーション47%、顧客との関係構築44%、業務管理、営業活動管理40%に注目が集まる。
DX・デジタル推進への課題は、やはり「費用」が71・6%と最多。自組織・人材のITリテラシー、時間・人不足にも課題を抱えている。
調査は2―3月に行われ、155の回答を得た。
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