反転攻勢へ全力の1年に 全旅協大阪とオーサカゼンリョが総会
一般社団法人全旅協大阪府旅行業協会(吉村実会長=歓喜旅行サービス)、株式会社オーサカ・ゼンリョ(岡本浩史社長=日本トラベルサービス)、オーサカ・ゼンリョ協力会(金子博美会長=琵琶湖グランドホテル)の2023年度定時総会が5月30日、大阪市中央区のホテル日航大阪で開かれた。3団体とも役員改選期にあたり、いずれも現会長と社長が再選した。
「反転攻勢の1年にしましょう」という吉村会長のあいさつで始まった旅行業協会の総会では、大阪市で今秋開催されるツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西や来年2月の第18回国内観光活性化フォーラムinあいちに参画するなどの事業計画を決めたほか、ANTA本部の入会金改定に合わせて現行の35万円から50万円に引き上げることなどが承認された。役員改選では吉村会長、岡本浩之副会長、笹井健次郎専務理事(ビーウェーブ)の三役が再選し、コロナ禍を経た反転への決意を改めて表明した。
オーサカ・ゼンリョの総会で岡本社長は「前期はコロナ禍でほとんど事業はできていませんが、全旅クーポンに関しては前年度比292%の32億4800万円で全国2位の発券額です。コロナ禍前の19年より伸びました」と報告。全株主が全旅クーポン会員になるよう呼びかけるとともに「株主に喜んでもらえる事業に取り組んでいく」と話した。
協力会総会では、安藤元量副会長(安藤予約センター)が「団体の問い合わせも最近増え、希望が持てるようになってきました」と冒頭のあいさつを行い、議案は原案通り可決された…
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