フィンエアー、札幌路線を通年運航 来年は大阪路線も拡大
フィンエアーグループ(フィンランド・ヘルシンキ、IATAコード=AY)は12月15日、持続可能な成長戦略の一環として、新規開設する札幌路線の夏期運航を決定し、通年運航に拡大する。※札幌発は12月16日。フィンランド・ヘルシンキと札幌間を週2便、エアバスA330型機で通年運航する。

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欧州系エアラインとして唯一、札幌とヨーロッパ間を定期直行便で結ぶ
北海道は、素晴らしい景色と、夏も冬も楽しめるアウトドア・アクティビティで知られている。夏は過ごしやすい気候と大自然を満喫し、冬はスキーを楽しむ旅行先として人気があり、海鮮やラーメンなどをはじめとするグルメや温泉も有名だ。
フィンエアーは欧州系エアラインとして唯一、札幌とヨーロッパ間を定期直行便で結ぶ。2019年冬期スケジュールでは、ヘルシンキから札幌へは木曜と日曜、札幌からヘルシンキには月曜と金曜に運航し、2020年夏期スケジュールでは、ヘルシンキから札幌へは水曜と日曜、札幌からヘルシンキには月曜と木曜に運航します。飛行時間は約9時間。
札幌は、東京・成田、大阪、名古屋、福岡(夏期スケジュールのみ)に続き、フィンエアーが直行便を運航する5番目の都市だ。フィンエアーは2020年3月より羽田空港に直行便を新規就航することを発表している。東京とヘルシンキを結ぶ路線は、成田路線、羽田路線、それぞれ毎日1便ずつのデイリー運航となる。
フィンエアーのネットワーク&リソースマネジメント担当上級副社長であるクリスチャン・レスヤック(Christian Lesjak)は「フィンエアーの路線網に札幌が加わることを非常に楽しみにしている。フィンエアーにとって日本は、本拠地フィンランドの次に大きいマーケット。日本の主要5都市への就航により、フィンエアーは欧州系エアラインのなかで日本において最も多くの都市に就航するエアラインとなる」と話す。
札幌路線に加えて、フィンエアーは大阪路線も拡大します。2020年夏期スケジュールから大阪路線を週2便増便し、合計週12便の運航となる。
札幌路線および大阪路線は、フィンエアーの長年に渡るパートナーである日本航空とのコードシェア運航だ。フィンエアーは、日本と欧州を結ぶ路線において日本航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空と共同事業を実施している。これにより、4社は日本と欧州間を往来する客により多くの選択肢と利便性を提供している。
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