山陽新幹線は週末91%減、緊急事態宣言で自粛効果 JR西日本、4月6―12日の利用状況を発表
20/04/16
JR西日本は4月14日、4月6―12日の新幹線・特急・近畿圏の利用状況を発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令もあり、前年を大きく割り込み、宣言には一定の効果がみられた。
山陽新幹線は6―7日時点でも25%と大幅に減少していたが、8日に緊急事態宣言が発令されると8―10日は15%に、宣言発令後初の週末となった11―12日は9%と、外出自粛要請の効果と思われる結果になった。
同様に、北陸新幹線は6―7日の19%から8―10日は12%に、11―12日は7%に。在来線特急は6―7日が22%、8―10日は16%、11―12日は8%。近畿圏の利用は6―7日の39%から8―10日は41%に一度は上がったが、11―12日は22%となり、県内の鉄道利用による往来は大きく減少した。
主要駅では大阪駅が6―7日は59%だったが、週末の11―12日は12%にまで減少。三ノ宮駅、京都駅の主要3駅も同様の傾向だが、大阪駅の減少幅が一番大きかった。
同社はこの結果を踏まえ、山陽新幹線や特急の今後の運行計画を見直す予定。
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