JALなど 羽田空港で自動運転車いすのサービスを開始
20/07/08
7月1日、羽田国際空港で自動運転車いすのサービスが始まった。サービスを提供する日本航空、日本空港ビルデングなどによると、空港では世界初の導入だという。

自動運転車いす(パーソナルモビリティ)
車いす利用の際に、空港係員との接触が回避されることから、ウィズコロナの新たな生活様式への対応や感染リスク低減にも寄与できるとしている。
国内線第1ターミナル南ウイングの、保安検査場B通過後のあたりに設けた待機場所に、3台を設置した。利用者は車いすのタブレットで利用搭乗口を入力し利用する。今のところ3-7番搭乗口まで利用できる。距離にして250メートルほどだという。
利用後は自走で待機場所まで戻る。行き先の搭乗口は順次増やしていく。
主にJALの搭乗客が利用するエリアだが、他の航空会社の搭乗客も利用できる。
JAL広報部は、「これまで空港で車いすを借りることにハードルが高いと感じていたお客さまから、気軽に利用できてよかったと感想をいただきました」と話す。
自動運転車いすは、WHILL(横浜市)が開発した。主に近距離用のモビリティを開発・販売する会社で、同社では自動運転パーソナルモビリティと呼んでいる。
リチウムイオンバッテリーを搭載し、1日1回の充電で稼働している。国内外の他の空港も、導入に興味を示しているという。価格は非公表だそう。
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