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成田空港 2020年度の旅客数は前年比92%減の324万9466人

21/05/01

成田国際空港は4月22日、2020年度(2020年4-2021年3月)の空港利用状況を発表した。世界的なコロナウイルス感染症拡大の影響で旅客便の発着回数や旅客数は大幅に減少。一方で国際線貨物便の発着回数は過去最高となり、国際航空貨物量は前年比で微増となった。

国際線、国内線を含む航空機の発着回数は前年比59%減の10万6280回だった。このうち旅客便は国際線が80%減の3万5322回、国内線が63%減の1万9820回だった。

国際線の貨物便発着回数は80%増の4万3925回と過去最多となった。旅客便の運休や減便で貨物スペースが減少したことで、貨物臨時便が多数運航された。国際航空貨物量は2%増の208万7657トンだった。

国際線、国内線を含む航空旅客数は92%減の324万9466人で、年度として過去最少だった。このうち国際線は96%減の126万5465人、国内線は73%減の198万4001人だった。国内線利用者が国際線利用者を上回った。

3月の旅客数は国際線が88%減の10万6371人、国内線は前年比50%減の22万5085人だった。

航空機の発着回数は31%減の1万747回だった。このうち旅客便は国際線が54%減の3815回、国内線は63%減の1675回だった。国際線貨物便は引き続き好調で前年比で2倍、単月として過去最高の4791回だった。

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