JR西日本、22年度に北陸エリアで観光型MaaSを導入へ 北陸新幹線敦賀延伸を見据え、今年度は実証実験
21/06/14
JR西日本は2022度、北陸エリアで観光型MaaSを導入する。23年度末に予定される北陸新幹線敦賀延伸を見据え、観光誘客の拡大を目指す。今年12月から実証実験を行い、本格導入へつなげていく。
観光型MaaSは旅の出発から目的地までの鉄道利用、現地でのバスやタクシー、レンタカー、レンタサイクル、観光素材をスマートフォンでシームレスに検索、予約、決済までを可能にし、旅行者の利便性を高める。今回の導入は富山県、石川県、福井県らでつくる北陸三県誘客促進連携協議会と日本旅行の協力を得て実施する。
実証実験は12月―2022年3月に実施。北陸3県でJR西日本の公式アプリ「WESTER」を活用してデジタルスタンプラリー「おでかけクエスト」を展開し、観光施設や公共交通の利用など「クエスト」達成で特典を付与、旅マエから旅アトまでの体験を支援する。
この結果をもとに予約決済機能を持つ観光型MaaS導入につなげる。本格導入は22年度下期を予定している。
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