楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

京都市主要ホテルの3月の宿泊は66%減 4月は「極めて深刻」を予想

20/05/01

京都市観光協会は4月30日、3月の市内59ホテルの延べ宿泊客数は前年同月比66・3%減だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく、調査開始以来、最大の減少幅だった。

うち外国人は同89・5%減と、前年の約1割に。市内を埋め尽くす勢いだった外国人客は一気にいなくなった。

2月は下げ幅が少なかった日本人も同45・5%減に。ただ自粛は3月中旬以降から進んだこともあり、半減にとどまった。

客室稼働率は30・3%。前年はほぼ9割が埋まっていたことを考えると、賑わいの一気の消滅が与える地元観光産業に与える打撃は大きい。

同協会では4月についても、「日本人の宿泊需要がほぼ消失したことから極めて深刻な事態が待ち受けている」と予想している。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
聖地が迎える大祭事でおもてなし―三重伊勢志摩

20年に一度の伊勢神宮式年遷宮がいよいよ始まった。2033年のクライマックスまで足かけ8年、...

地域磨き未来描く岐阜下呂

地域の今を、そして未来をどう描くか。それは全国どの地域もが抱える命題だ。岐阜県下呂市はその...

新幹線効果で賑わう・魅力充実北陸―福井編

灼熱の太陽に海が一番の輝きをみせる夏こそ三重県鳥羽市が輝く季節だ。海と生き、暮らしを営んで...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ