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世界遺産の魅力は人で

19/07/10

大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」がユネスコの世界文化遺産に登録された。大阪での世界遺産登録は初めてで、国内では昨年の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に続いて23件目となった。

「百舌鳥・古市古墳群」は4世紀後半から5世紀後半につくられた仁徳天皇陵と伝えられる大仙陵古墳など49基で構成されているが、残念ながら地上からは古墳の全ぼうを見ることはできず、世界遺産といわれても実感できないかもしれない。

そのため大阪府や堺市では民間と連携し気球を飛ばして古墳群を見渡す構想を検討しているほか、ある民間業者では小型機を飛ばして空から世界遺産を見るという計画があるという。いずれにしても空からでないと49基の全ぼうを見ることができないというのは関係者にとって頭の痛い話だ。堺市は、かつて作家・司馬遼太郎の「街道をゆく」のなかで「よほど大きい想像力をはたらかさなければ、当時の栄華をしのぶことは困難である」と書かれていたが、ボランティアガイドの育成に注力したことで「目には見えないものを語ることで堺の歴史文化を表現してきた」という流れがある。上空から古墳群を見渡すだけではなく、人間力によって世界遺産のすばらしさを伝えるのも一つの方法だ。

(トラベルニュースat 19年7月10日号)

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