楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

社説本紙から

人と人を紡ぐ観光業

23/11/10    

大阪の小学校の修学旅行を数多く受け入れている四国の観光地がある。今年度も半期で6千人を集客した。体験メニューが豊富で、子どもたちは何らかの形で体験を行うようになっている。 体験メニューを造成している担当者に、どの体験が一番喜ばれている...

バス運転手は観光立国の担い手

23/10/30    

一年でもっとも観光客が動く10―11月の観光シーズンに入った。中小旅行会社が得意とする団体やグループもようやく旅行に出かけるようになって喜ばしい限りだ。ところがである。この期間のバスの運転手が足りず、旅行会社はツアーを催行できない窮地に陥っ...

ないものはないの意味

23/10/11    

ないものはない―。ある離島の町が地域を活性化するキャッチフレーズに使っているのでご存じの方も多いと思う。先日会った別の町の首長が「この言葉をどう捉えるかどうかで、これからの地域のあり方は大きく変わってきます」と言っておられたことが印象的で、...

AREを共有しよう

23/09/25    

阪神タイガースが18年ぶりにセリーグ優勝! 関西本社の弊社としては、この話題を避けることはできない。 今回話題になったのが「優勝」がNGワードになり「アレ(ARE)」に置き換わったこと。岡田彰布監督は優勝を言い過ぎると、選手が結果を意...

旅行会社の客にDM

23/09/11    

最近、複数の中小旅行会社から「送客したお客さんを自分のところへ取り込もうとする旅館を散見するようになってきた」と聞いた。 ある旅館では旅行会社から送られてきた客に「よろしければ当館からの案内状をお出しするので、連絡先をお書きください」...

ローカル電車で地域振興

23/08/25    

兵庫県南部の播州エリアにはかつて旧播州鉄道の加古川線、三木線、鍛冶屋線、高砂線、北条線の5路線が走っていた。旧国鉄に移管されるなどして存続していたが、すでに多くが廃止。北条線は第3セクター鉄道「北条鉄道」として残る。 兵庫県加西市と小...

「1/fゆらぎ」と観光業

23/07/26    

癒しやリラックスに関して知識がある方はご存じかもしれないが「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」を初めて知った。木の葉が風で揺れる音や波の音、川のせせらぎ、鳥の鳴き声などを聞いていると心地良く感じたりするが、これは自然の音に含まれる1/fゆらぎ...

温泉文化の再認識を

23/07/12    

近年のサウナ人気の高まりや国の助成金制度などから、サウナを新設する旅館ホテルが増加している。本場のフィンランドでは生活の一部に深くサウナが根付いている。人口550万人に対して300万カ所あるほどで、彼らにとってサウナはリラックスするだけでは...

中小旅行会社の新時代

23/06/28    

6月下旬になると旅行業協会関連の総会もひと段落した。総会でトップのあいさつや事業計画をみると、あきらかにコロナ禍前とは大きく異なっている。これまでのビジネスモデルからの変換や、国や市町村など行政との連携を視野に入れた内容や発言が目立った。 ...

5月8日は「独立記念日」

23/06/12    

5、6月は業界団体の総会シーズン。ようやくコロナ禍前の雰囲気になり、総会後の懇親会の賑わいは、この苦しい3年間を乗り切った者同士を称え合う笑顔がまぶしい。 懇親会の席上、ある団体のトップが「半年ほど我慢すればなんとかなると思っていたら...

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