社説本紙から


二度目の万博で創刊55年
2025年の幕が開いた。今年は弊紙創刊55周年、2月10日号で1000号を発行することになる節目の年だ。創刊した1970年は6400万人の入場者を記録した大阪万博が開かれた年であり、奇しくも55年後の今年、大阪・関西万博が開かれる。 ...

青年部員の活躍にエール
今号は全旅連青年部全国大会特集とし、北陸特集でも青年部員が地域で奮闘していることを取り上げた。 福井県あわら温泉・美松の前田健吾さんは福井県で初開催となる竜王戦の誘致に尽力し対局を実現した。長期のコロナ禍で休業を余儀なくされた旅館、宿...

社員の笑顔は経営者次第
知人から「T県O温泉郷のK旅館を予約したのだが、どんな宿か知っていますか」と連絡があった。懇意にしている旅館なので「あそこなら安心です。働いている若い社員が社長や女将をべた褒めするぐらいの信頼関係で成り立っているから」と伝えた。帰宅後、再度...


インバウンドと富裕層
「インバウンド」と「富裕層」。地方自治体の首長が観光について話す時、この2つのキーワードを耳にすることが多い。円安もあって外貨獲得の有効策はインバウンドだし、地方創生を進める上で消費額が多い富裕層を呼び込もうとするのは間違っていない。 ...

「あまろっく」に思う
兵庫県尼崎市の尼崎閘門(こうもん)は、パナマ運河と同様に水位を調整することで海と運河の船の航行を可能にするとともに、台風による高潮からまちを守る役目がある。地元では「尼ロック」と言われ、最近では観光素材としても一役買い、閘門のクルーズ体験な...



臨時情報下の同調圧力
今夏も東北を中心とした豪雨、全国的な猛暑が相次いだ。そのうえ、お盆直前の8月8日に宮崎県沖を震源とする震度6弱の地震が発生、南海トラフ地震震源域では大規模地震が発生する可能性が高まったとする臨時情報が気象庁から発令された。帰省をはじめ日本人...