楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

社説本紙から

追い抜かれるバス運動

22/01/01    

あるバス会社が「追い抜かれるバス」運動を行っている。かつては、旅行会社から依頼されたコースを法定速度で走ると行程表に示された到着時刻に間に合わず、どうしてもスピード超過になる傾向だった。 しかしコロナ禍でバス運行の依頼はほとんどない。...

観光業は情報産業たれ

21/12/10    

クラブツーリズム(クラツー)といえば歴史や文化、趣味、芸術などに特化したテーマ旅行を得意としていることで知られる。 そのクラツーがこのほど大阪歴史博物館(歴博)と連携協定を結んで、より深い歴史文化のツアー造成に向けた取り組みを始めた。...

想い出づくり生産産業

21/11/25    

今号の本紙5面で紹介している「コロッケの旅うた−和歌山編」の取材で、コロッケさんと話す機会に恵まれた。コロッケさんはある時、若い男性から「コロッケさんは僕とおばあちゃんの思い出なんです」と言われた。どういうことなのか聞いてみると「幼い時にお...

旅行客の目線で商いを

21/11/10    

インターネットを抜きにしては語れない世の中になって久しい。あらゆる産業がインターネットを念頭に置いた構造に置き換わってきている。同時に価値観も変わっていくなかで、観光業界はまだまだその認識が低いように思える。例えば我々の業界では客室の広さを...

道州制の再議論を提案

21/10/25    

JATAとANTAが共同で、斎藤鉄夫国土交通大臣へ観光促進活動促進に向けた要望書を提出した。そのなかで約40の県で行っている県内宿泊キャンペーンに関して、県域を越えた隣接県エリアにまで範囲を広げるよう要望している。また、国内旅行においてもワ...

大手こそリアル戦略を

21/10/10    

OTA(オンライン・トラベル・エージェンシー)が席巻し、リアル旅行会社の苦戦が続いてきた中でのコロナ禍。特に大手旅行会社は組織の刷新などを余儀なくされ、支店や営業所の統合、閉鎖などリアル窓口が大幅に縮小されている。 そうしたなか、大手...

ウイズコロナの在り方

21/09/25    

先日初めて、元世界2階級王者の井岡弘樹さんが経営するジム主催のボクシングを観戦してきた。テレビと違って生で見る迫力に圧倒されたが、それよりもコロナ禍のなかでボクシング興行を実施したことに対して関係者に敬意を表したい。 会場の入口で参加...

先を見据えた対策を

21/09/10    

緊急事態宣言、まん延防止等対策措置が発令されている地域の観光地を回った。本来、飲酒文化が盛んなまちは、商店街のシャッターはほとんどが閉まり、普段の姿とはまったく別世界の夜になっていた。 夕食を食べる店もなく、結局コンビニで食べ物を買っ...

逆境だからこそ挑む

21/08/25    

感染拡大が止まらない。これまで感染者が減ったり増えたり振り回されてきたが、8月20日現在、デルタ株が猛威をふるっている。 そんな中、コロナ禍に負けず奮闘しているところも少なくない。今号の伊勢志摩特集でも触れたが、わたかの島の福寿荘は感...

県民宿泊割を買い占め

21/07/25    

JTBの夏休み期間中(7︱8月)の旅行見通しによると、国内旅行者数は4千万人で、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年夏と比べ44・8%減になるという。 国内旅行消費額は1兆3200億円が見込まれるものの、19年比では50%減という...

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