楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

社説本紙から

ローカル電車で地域振興

23/08/25    

兵庫県南部の播州エリアにはかつて旧播州鉄道の加古川線、三木線、鍛冶屋線、高砂線、北条線の5路線が走っていた。旧国鉄に移管されるなどして存続していたが、すでに多くが廃止。北条線は第3セクター鉄道「北条鉄道」として残る。 兵庫県加西市と小...

「1/fゆらぎ」と観光業

23/07/26    

癒しやリラックスに関して知識がある方はご存じかもしれないが「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」を初めて知った。木の葉が風で揺れる音や波の音、川のせせらぎ、鳥の鳴き声などを聞いていると心地良く感じたりするが、これは自然の音に含まれる1/fゆらぎ...

温泉文化の再認識を

23/07/12    

近年のサウナ人気の高まりや国の助成金制度などから、サウナを新設する旅館ホテルが増加している。本場のフィンランドでは生活の一部に深くサウナが根付いている。人口550万人に対して300万カ所あるほどで、彼らにとってサウナはリラックスするだけでは...

中小旅行会社の新時代

23/06/28    

6月下旬になると旅行業協会関連の総会もひと段落した。総会でトップのあいさつや事業計画をみると、あきらかにコロナ禍前とは大きく異なっている。これまでのビジネスモデルからの変換や、国や市町村など行政との連携を視野に入れた内容や発言が目立った。 ...

5月8日は「独立記念日」

23/06/12    

5、6月は業界団体の総会シーズン。ようやくコロナ禍前の雰囲気になり、総会後の懇親会の賑わいは、この苦しい3年間を乗り切った者同士を称え合う笑顔がまぶしい。 懇親会の席上、ある団体のトップが「半年ほど我慢すればなんとかなると思っていたら...

責任ある産業への転換を

23/05/26    

新型コロナウイルスワクチン接種などに関する業務について、大手旅行会社が自治体に過大請求していたことが相次いで明らかになり、旅行会社への信頼度が著しく失墜している。以前にもGo Toトラベル事業の給付金の不正な扱いや、雇用調整助成金の不正受給...

ヒュッゲの考えを知る

23/05/11    

デンマークで心の持ち方を指す言葉として知られる「HYGGE(ヒュッゲ)」。物質ではなく、人と人とのふれあいやリラックスした時間に満たされることを大切にする考え方で、いま欧米を中心に広がりを見せているという。 このヒュッゲの考え方がこれ...

宿の特質を知って送客を

23/04/26    

この数カ月、大阪の道頓堀界わいを見てもインバウンドの客であふれ、コロナ禍以前の状況に戻りつつあると感じる。大阪に限らず都心部ではどこも同じだろう。国もすでに都市部から地方へ向けたインバウンド施策に注力を始めている。 これからの日本の観...

一変した旅館の対応

23/04/12    

3月13日からマスク着用が個人の判断に委ねられ、5月8日には新型コロナの分類が「5類」に移行されるとあって、観光の動きが本格化してきた。大阪・道頓堀や京都市内には外国人の姿が多く見られるようになり、旅行会社が得意とする団体旅行も動き出しつつ...

WBCに力をもらう

23/03/28    

野球って面白いなぁ。そう思わせたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が日本の劇的な優勝で終わった。日本が勝ち進むごとにヒートアップしていったが、1次リーグからスポーツの醍醐味を感じさせるエピソードが満載だった。 素人目でも日本...

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