【観光業界リーダー年頭所感】四国旅客鉄道株式会社 代表取締役社長 四之宮和幸 氏
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
平素よりJR四国グループに対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は中期経営計画2025の集大成であり、更なる飛躍を目指す年度と位置づけ、「鉄道事業における収益拡大施策の推進」「構造改革の加速」「非鉄道事業における最大限の収益拡大」を重点実施項目として各種施策に取り組みました。
鉄道事業では、瀬戸内国際芸術祭2025や大阪・関西万博、新たに開業したあなぶきアリーナ香川で開催される各種イベントなどを契機として、鉄道利用の促進に努めました。また、8000系特急電車などの車両リニューアルや列車内でのバーコード決済導入など、サービス向上施策も進めることで、お客様のご利用拡大に努めました。非鉄道事業においては、「高松オルネ」や「JR松山駅だんだん通り」でのイベント開催など、グループ一体となり収益の確保・拡大に努めました。さらに、「新しい領域へのチャレンジ」としてM&A戦略にも取り組んでおり、昨年は四国医療器株式会社、株式会社津島工業のグループ入りにより事業ポートフォリオの強化を図りました。
本年は新しい中期経営計画が始まる年です。長期経営ビジョン2030の達成に向けてこれまで取り組んできた施策の成果を次の中期経営計画に繋いでいき、新たな目標の策定及び達成に向けて取り組んでまいります。
鉄道事業では、ハイブリッド式ローカル車両の営業運転開始などお客様により快適にご利用いただける施策を実施し、「安心して」「喜んで」「末永く」ご利用いただけるサービスの提供に努めてまいります。また、地域イベントと連携した誘客施策やものがたり列車のブランド力強化などによりお客様のご利用拡大に努めるほか、引き続き省力化・省人化による生産性向上に取り組みます。
非鉄道事業では、高松市での新ホテル出店や岡山市での新ブランドによるホテル開発、高知市における外資系ホテル開発にも引き続き取り組むとともに、高松市西宝町で開発を進めていたサービス付き高齢者向け住宅や学生会館が開業します。このほか、インバウンド等による宿泊ニーズの増加や空き家等の社会課題を背景とした空き家等再生事業や新規事業の推進など収益の最大化に取り組みます。
また、地域の様々な関係者との連携や働きかけによって、駅を中心としたまちづくりとの連携、交通モード間の利便性向上・連携強化、交通結節機能の強化、駅舎や駅周辺環境整備によるご利用者の利便性・快適性向上といった取組みを継続し、「公共交通ネットワークの四国モデル」を追求していきます。
当社グループと四国は運命共同体という認識のもと、交流人口の拡大と地域の発展に貢献する企業グループを目指してまいります。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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