国内旅行は10月から、海外旅行は来年以降を希望 ビッグローブ、ワクチン接種後の生活調査結果第2弾
ビッグローブは6月15日、新型コロナウイルスワクチン接種後の生活に関する調査結果の第2弾を発表した。接種後の旅行再開時期は国内旅行が10月トップ、海外旅行は2023年以降が最多に。このまま感染拡大が再拡大しなければの条件付きだが、秋にはある程度の国内観光需要の回復が見込まれる結果になった。
「ワクチン接種後の買い物やレジャー消費への意欲」は「強まる」15・6%、「やや強まる」70・1%をあわせて9割弱が意欲の高まりを示した。ここまで抑圧されたレジャーへの思いを考えると、接種が広まった後の需要の高まりは当然のことか。
「ワクチン接種後にしたいこと」の1位は「国内旅行」が51・4%でトップ。「外食」43・8%とのトップ2が大きくほかの項目を引き離している。ただ、「海外旅行」は20・8%で7位にとどまる。
業界として特に気になる「行きたい時期」。国内旅行は44・6%が今年中、月別にみるとトップは「10月」の13・6%だった。次いで来年春ごろに需要の高まりがうかがえる結果になった。依然として様子見ムードが漂うが、国内旅行に関しては緩やかな回復が期待できそうだ。
一方、海外旅行は「23年以降」が20・7%で最多。「来年3月ごろ」10・1%で続くが、まだまだ厳しい状況が続くことが見込まれる。
「Go Toキャンペーンが再開したら利用するか」は「利用したい」「やや利用したい」あわせて66・9%が積極的。感染状況を見ながらの効果的な施策展開が望まれる。
また、「ワクチン接種後もテレワークをしたいと思うか」は「そう思う」が34・5%、「ややそう思う」が34・9%。7割が継続を望み、賛否両論あったテレワークも徐々に定着してきたようだ。
調査は全国の20−60代の男女1千人を対象に、5月26−27日にインターネットで行った。
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