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“歩き観光”の新スタイル「膝栗毛」始動 地域とコミュニケーション生むアプリ

「身近なまちの、何気ない道を、エンターテイメントに」をコンセプトにした“歩き旅”を楽しめるアプリ「膝栗毛」がこのほど本格始動した。開発したのは、三菱地所が社内ベンチャー設立した株式会社膝栗毛(米田大典社長)と、JTBコミュニケーションデザイン(JCD)。

アプリは、マッピングされたルート上の歴史や文化の情報を収集できるほか、GPS連動型音声ガイドもあり、スマホ一台で歩き旅が楽しめる。旅マエにはグルメや観光スポット情報を得られるオリジナルマガジン、旅ナカでは音声ガイドのほか、ルート上に設定されたチェックインポイントで撮影した写真を登録すると「膝栗毛ポイント」が得られる。要所には協力商店やカフェなどの「膝栗毛茶屋」が設定されており、地域の人たちやコミュニティとつながるきっかけも用意した。

これらの機能は無料で提供する。

今後は、ユーザーの歩き旅日記投稿機能や、膝栗毛ポイントの交換機能など旅アトに楽しめる機能を充実。コミュニケーションツールの役割も持った、新しい歩き観光デバイスとして普及を図っていく。

膝栗毛

スマホ画面にまちの情報が出現

東海道・品川宿の膝栗毛茶屋KAIDO Books&Cafeで11月25日に行われた記者説明会で米田さんは「地域固有の歴史や文化を可視化できるツールです。地域に人の流れを生み出すまちづくりに挑戦し、着地型コンテンツを提供していきたい」と話す。

第1弾は、東海道の日本橋から三島、草津から京都の13区間でコンテンツを提供している。今後は東海道の宿場町を網羅していくほか、地域の要望などに応じてエリアを拡大。すでに京都の太秦、静岡の大井川流域でも始動している。

JDCの川杉章さんは「道と文化がある場所はすべて膝栗毛の対象になります。地域を活性化するソリューションとしても提案していきたい」と意気込む。

すでに1万人弱のユーザー登録があり、3年後には20万、5年後には70万のダウンロード数を目指す。ユーザーの拡大でBtoBなどメディアとしての価値を高め、収益増も見込んでいる。

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