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旅館の諸問題と対策

81年あたりからワードプロセッサー(ワープロ)が普及してきました。1文字ずつ打つ日本語のタイプライターなんて、難しくてとてもできないと思っていたけど、ローマ字変換があると教わり、文字下手の私は大喜び。伊藤忠自動車時代の1年半に暇を見ては英文タイプを習い、大学での授業中にデスク上の仮想キーボードを両手10本指で空打ちしていた努力が実を結ぶ時が来たわけです。

その81年、日観協(日本観光協会)から旅館経営者、観光行政担当者などを対象とした教材「旅館の諸問題と対策」の執筆を依頼されます。

同年7月B5版86ページで刊行され▽Ⅰ.旅館の立地別問題点と対策(1.都市の旅館、2.リゾートの旅館)▽Ⅱ.旅館経営のチェックポイント(1.経営者、2.施設・設備、3.サービス、4.料理、5.販売、6.経理・財務、7.人事・労務管理、8.経費節減)▽Ⅲ.参考資料(1.日報・管理資料のフォーム見本、2.旅館の基本的な経営分析項目の解説)−といった内容で、社内先輩諸氏の書かれたものの引用も含めて知恵を借りました。

「TMCアドバイス」には「簡単な損益分岐点の算出方法」を書きました。算出で最も時間を要するのが経費の固定費と変動費の区分けです。苦労して算出した損益分岐点売上と、変動費を材料費(外部から仕入れる飲食材料や売店商品)のみ、として算出した同売上の相違は概ね1%程度しかなく、それなら簡単な方式をお勧めするということです。つまり材料費以外は固定費とし、収支相償を達成する損益分岐点売上は、売上から材料費を差し引いた売上総利益の対売上高比率を使って算出するのです…

(佐藤陸雄=元リーコ代表取締役)

(トラベルニュースat 2021年7月25日号暑中号)

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