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“新たな生活様式”型観光の創造

『先行きが見えない混沌とした状況』により、大手中小零細に関わらず大打撃となっている現実は言うまでもない。特にコスト高の大手にとっては、より大きなダメージとなっている。

視点を変えれば、中小零細にとっては千載一遇のチャンスではなかろうか。

雇用調整助成金、持続化給付金、無利子無担保融資などなど、様々な支援策が講じられている。当面を凌ぐための施策はこれからもさらに講じられるであろう。

コロナ対策用に留まらず、利用可能な公的支援策は手間を惜しまず使えるものはすべて申請し、とにかく生き残ることだ。世の中が冬であるなら、エネルギーを最小化して冬眠してでも生き残ることが最重要である。

そして、今までのやり方にとらわれないこと、先入観抜きで新たに挑戦すること、この際、既存のモデルを壊してでもとにかく継続していくことである。

場合によっては、この際だから潔く辞めよう、という判断もあろう。大いに戦略変更をしてでも観光、旅行、宿泊業界に留まる決心ができないのなら、他業界に転業、転職するのも致し方ないかもしれない。戦力を残して退却するのも選択肢のひとつである…

(百戦錬磨・観光創生班)

(トラベルニュースat 2020年5月10日号)

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