台風、コロナ打撃大きく45・2%減 はとバスの19年度利用実績/東京
20/07/16
はとバス(東京都大田区、中村靖社長)がまとめた2019年度(18年7月1日―20年6月30日)の東京観光利用者数は、前年度比45・2%減の44万7千人だった。昨年夏秋の台風、今年に入ってからの新型コロナウイルス感染拡大が響き、大きく前年を割り込んだ。
とりわけコロナの影響は大きく、2―6月の東京観光の利用者数は同92・4%減の2万6千人にとどまった。
年度を通しての日本人を対象とした日本語コースは同44・0%減の43万2千人。年度前半となる昨年夏秋は10月の台風19号をはじめ自然災害が多く、コースの運休が相次いだ。2月以降はコロナで運休が続発。4月8日―6月12日は緊急事態宣言発令から全便運休となるなど大きな打撃を受けた。
訪日外国人客を対象とした外国語コースは同66・3%減の1万5千人。こちらもコロナの影響が大きかった。
同社では20年度について、観光バス事業全体で例年の6割程度の回復を見込んでいる。
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