京都市が初の1位に アメリカの人気旅行誌「世界で最も魅力的な都市ランキング」
アメリカの大手出版社が発行する旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」の世界で最も魅力的な都市ランキングで、初めて京都市が1位に選ばれた。前年は東京が1位であり、日本の都市が2連覇を果たした。
ランキングは「Best Big Cities in the World」で、読者投票で世界の人気都市やホテル、航空会社を決める「Readers’ Choice Awards」の部門のひとつ。今年で33回目で、京都市はこれまで、アジア部門では2011、13年に1位を獲得、世界ランキングでは15年にトップ10入りを果たし、年々順位を上げていた。
同誌では、京都市について「古都・京都はいまだに古いものが多く残っている一方,11年の東日本大震災を経て新しく生まれ変わっている」などと評価。町家を生かした店舗や料理、アートの面でも評価が高い。

世界で最も魅力的な都市の第1位に選ばれた
京都市(写真は嵐山の渡月橋)
これを受け、京都市の門川大作市長は、世界的なコロナ禍のなかでも魅力ある旅行先として高評価を受けたことを喜び、「今後入国制限が緩和された際には安心して海外からの観光客をお迎えし,再び世界の京都ファンの皆様に京都をお楽しみいただけるよう、ウィズコロナ社会において市民と観光客の安心・安全が確保される『新しい観光スタイル』の推進に力を尽くしてまいります」などとコメントしている。
なお、ランキングでは2位にリヨン(フランス)、3位にシンガポールが続く。日本からは東京が6位に入った。

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