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「枚方宿」の賑わい創出 大阪府枚方市、サウンディング調査で公募

22/10/13

大阪府枚方市は、東海道56番目の宿場町として「枚方宿」の賑わい創出を図っている。その中核施設として、歴史街道にも選定されている旧宿場町の中心部にある市有地の利活用についてサウンディング型市場調査を実施。現在、調査に参画する民間事業者を公募している。

サウンディング調査とは市有地の活用方法の検討にあたり、「対話(意見交換)」を通じて事業成立の可否の判断や市場性の有無、事業者がより参加しやすい公募条件の設定を把握すること。

枚方市では枚方宿の賑わい創出施設整備を検討しており、市有地を民設民営による定期借地によって事業化を検討。サウンディング型市場調査を実施することで、効果的な施設の建設と運営のための事業スキームを検討していくとしている。

枚方宿については現在、フリーマーケットスタイルのイベント「五六市」やイルミネーションイベントなど地域住民が主体となった活動が行われ定着している。市では常設の中核施設を設けることで、大阪と京都の中間に立地する地域の特性を観光誘客に生かしたい考えだ。

個別対話は11月4日と7日に予定している。参画希望の事業者は10月21日17時までに、枚方市観光交流課(電話072−841−1357)へメールsanbun@city.hirakata.osaka.jpで申し込む。

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