重伝建地区の賑わい再生「御食国まち歩きマルシェ」~10月7-9日に福井県小浜市で
23/10/05
福井県小浜市で10月7―9日に「御食国まち歩きマルシェ」が開かれる。重要伝統的建造物群保存地区に指定されている小浜西組を中心に、食べ歩きや買い物が歴史的な町並みで楽しめる。
まち歩きマルシェは、昨年11月に2日間にわたって初めて開かれ8千人を集客するなど好評を博した。今年は、既存店27店舗のほか和菓子やクラフトなど約70店舗が出展し規模、日程ともにパワーアップ。小浜市まちの駅・旭座ではサバやフグ、若狭牛、自然薯そばなど福井県嶺南地方6市町の食も集結する。
小浜西組は明治期の地割りをそのまま残し、鯖街道をテーマにした日本遺産の構成資産の一つ。ただ、近年は空き家が目立ち町並みの保全が課題になっていた。マルシェは、町家活用の観光まちづくりとして賑わい再生の実証事業も兼ねている。若狭おばま観光協会の原田優輝さんは「小浜西組は生活感のある町並みです。若い人にこのまちを知ってもらいたい」と話している。
マルシェは3日間とも10-16時に開催。1万5千人の集客を見込む。
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