江戸にひかり大丸有 1月9日から大手町、丸の内、有楽町エリアで
大丸有江戸情緒創出推進協議会(東京都千代田区)は2025年1月9日から3月7日まで、大手町・丸の内・有楽町エリアで「江戸にひかり大丸有」を開催する。
かつて大名屋敷が軒を連ねた「大丸有エリア」(大手町、丸の内、有楽町エリア)の歴史に再び光を当て、江戸の情緒を現代風に再解釈する試みとして、和傘のイルミネーションや和楽器の演奏など、伝統と現代が融合した多彩なプログラムを展開する。
イベントの目玉の一つとして、東京駅前の行幸通りには和傘を用いたイルミネーションを実施。和傘製作体験や日本舞踊・和楽器演奏が行われる「満天の江戸光景」や、丸の内仲通りでは大名家紋や和柄をあしらったバナーフラッグと行燈が設置され、往時の雰囲気を演出する。
大手町エリアでも「はるミネーション」として、同様のイルミネーションが展開される予定だ。
開催初日のオープニングセレモニーでは、若手演奏家集団「禮(REI)」による日本舞踊と和楽器のパフォーマンスが行われる。
大丸有エリアは江戸時代に「武家地」として知られ、広大な大名屋敷群が立ち並んでいた。現在の地名である「丸の内」「有楽町」「大手町」もその歴史に由来しており、江戸の武家文化と深く結びついている。
今回のイベントは、東京都が推進する「江戸情緒あふれる景観創出事業」の1つ。協議会はこの事業を通じて、江戸時代の歴史や文化に新たな価値を見出し、国内外の旅行者に何度でも訪れたいと思わせる魅力的な文化都市の実現を目指している。
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