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19年比0・8%増の251万6500人 10月の訪日客、ついにコロナ前を上回る

日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)は11月15日、10月の訪日外国人旅行者がコロナ前の2019年同月比で0・8%増の251万6500人だったと発表した。ついにコロナ後初めて19年同月を上回った。

好調の要因は同31・4%増を記録したシンガポールをはじめとする東南アジアや、米国やドイツなど欧米豪地域が継続して増加していることが挙げられる。国際線定期便の運行便数がコロナ前の約8割まで回復したことも後押しになった。

23市場のうち14市場が10月として過去最高を記録。カナダ、メキシコ、ドイツは単月過去最高を更新するなど、各市場で堅調に回復している。

1―10月までの累計は19年比26・1%減の1989万1100人。

10月の出国日本人数は19年比で43・6%減の93万7700人だった。再び100万人を割り込み、なかなか本格的な回復まで至らない。

インバウンド

ついにコロナ前を上回る
(写真はイメージ)

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