赤羽国交相 Go Toトラベル宿泊者は4000万人、感染者は187人
赤羽一嘉国土交通相は11月24日午前の会見でGo To トラベル事業の実施状況とコロナウイルス感染者の発症状況にについて、これまでに宿泊者が4000万人を超え、このうち陽性と診断された人は187人だったと報告した。感染者のうち宿泊中に陽性が判明したのは45人だった。
また、「旅行先のホテルや旅館などにおいて、本事業の参加者に起因して感染が広がったという報告も受けていない」とした上で、「Go To トラベル事業の参加に当たっては、強力な感染拡大防止策を講じるということの誓約をとって申請を許可しておりますし、私も現場を回り、現地確認をさせていただいておりますが、しっかりと徹底されていると思っております」と述べた。
Go To トラベル事業の評価については「昨日は高松と松山、一昨日は高知と断続的に地方を回っておりますが、どの地域においても、Go To トラベルがあるので廃業することなく営業できていると、異口同音に事業者だけでなく首長の皆さんから感謝の御意見を承っており、四万十市にも行きましたが、四万十市はあまり交通の利便性が高くないのですが、そのような市町村からもGo To トラベルのおかげで平日もビジネスホテルはほぼ満室が続いていると聞いております」と紹介した。
感染防止への取り組みについても「四万十市のような地方都市のビジネスホテルの事業者さんも含めて、感染拡大防止策を非常に徹底しております。彼らも誇りを持ってGo To トラベル事業に参加をして、コロナ禍に打ち勝つという相当高い意識で臨んでいただいているので、そこをしっかり評価しないといけない」などと話した。
会見後、政府は札幌市と大阪市を目的地とした旅行について、11月24日から12月15日まで「Go Toトラベル」を適用しないことを決めている。
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