観光行政

国内旅行伸び悩みへの対策急務 今年度の「観光白書」を閣議決定
政府は5月27日、今年度の「観光白書」を閣議決定した。国内旅行の伸び悩みが目立ち、好調な訪日外国人旅行者が観光産業を下支えする構図に。国内交流の拡大への施策の強化を指摘している。 2024年の訪日外国人旅行者数は3687万人、訪日外国...

新潟佐渡や徳島三好、秋田横手など25事業 観光庁、「観光DX推進による地域活性化モデル実証事業」を採択
観光庁は5月20日、「観光DX推進による地域活性化モデル実証事業」を行う25事業を採択した。 事業は、DXの推進を通じ「稼げる地域・稼げる産業」を創出することで各地に観光の恩恵を行きわたらせ、地域一体での持続可能な観光地域づくりを達成...

DMO法人登録制度ガイドライン改正と新RESAS 日観振、6月10日に「観光地域づくり実務セミナー」
日本観光振興協会は6月10日、東京都港区の品川プリンスホテルで「観光地域づくり実務セミナー」を開く。3月に改正されたDMO法人登録制度ガイドラインと、昨年度にバージョンアップしたRESASについて説明する。 第1部の「観光地域づくり法...

石川金沢や長野白馬、和歌山など5事業 観光庁、デジタルノマド誘客モデル実証事業を選定
観光庁は5月14日、デジタルノマド(国際的なリモートワーカー)の誘客に先駆的に取り組むモデル実証5事業を選定した。 世界的に急拡大するデジタルノマド市場は、長期滞在による地域消費の拡大やビジネスの経済効果が期待できることから日本でも4...

石川七尾・珠洲や島根海士など16地域 観光庁、「第2のふるさとづくりプロジェクト」モデル実証事業を採択
観光庁は5月14日、「何度も通う、帰る」旅を新しい旅のスタイルとして確立を目指す「第2のふるさとづくりプロジェクト」についてのモデル実証事業で、全16地域を採択した。 「第2のふるさとづくりプロジェクト」は国内旅行市場の需要拡大に向け...

旭日小綬章にANHA清水会長 ANTA北副会長は旭日双光章
政府は4月29日、春の叙勲・褒章受章者を発表した。観光功労で全日本ホテル連盟(ANHA)の清水嗣能会長が旭日小綬章を受章した。 【旭日小綬章】 清水嗣能(70、福井市・ホテルあけぼの、観光事業振興功労、全日本ホテル連盟会長) ...

宇都宮や京都など7件を採択 観光庁「MICE開催地としての魅力向上事業」
観光庁は5月1日、今年度の「MICE開催地としての魅力向上事業」で7件を採択した。 同事業はMICE開催地として有望な地域を集中的に強化することを目的に、魅力向上や長期戦略の策定など実証事業を展開。質の高い優良モデルの創出し、日本全体...

19年比14・7%増の25兆1536億円、宿泊旅行単価大きく上昇 2024年の日本人国内旅行消費額年計
観光庁が4月30日に発表した2024年の日本人の旅行・観光消費動向調査の年間値(確報)によると、国内旅行消費額はコロナ前の2019年比で14・7%増の25兆1536億円だった。前年比では14・8%増。旅行者数はコロナ前よりやや劣るものの同水...

今年の観光関係功労者国土交通大臣表彰、旅館業や旅行業などから21人が受賞
国土交通省は4月21日付で今年の観光関係功労者国土交通大臣受賞者を発表した。ホテル業関係5人、旅館業関係5人、旅行業関係10、観光レストラン業関係1人の計21人が受賞した。同日、同省で表彰式が開かれた。 受賞者の皆さんは次の通り(敬称略)...

所長に金子氏が就任 世界観光機関アジア太平洋地域事務所
観光庁は3月31日付けで、世界観光機関(UN Tourism)アジア太平洋地域事務所(奈良市)の所長に運輸省(現・国土交通省)入省後、中部運輸局長などを歴任した金子正志氏が就任したと発表した。 組織強化の一環で、同事務所に常勤の所長が...