チケットのデジタル化でニューノーマル対応 JTB、合弁会社で国内観光施設を支援
20/06/15
JTB(髙橋広行社長)がチケット発券システムを開発するグッドフェローズ(磯部昌美社長)と4月に設立した合弁会社「グッドフェローズ」は、新型コロナウイルス禍からの国内観光施設の営業再開にあたり、施設向けに感染防止対策の支援策を展開する。
同社は、施設への入場や体験プログラムのチケットのデジタル化などを通して観光業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しようと設立。新型コロナの流行で新しい生活様式(ニューノーマル)時代が到来、観光施設でも従来の窓口によるチケット販売からデジタルチケットに切り替えることで、ニューノーマルに対応することを提案する。
具体的には、チケットのデジタル化のプラットフォームの導入をサポート。6月19日から施設に対し、入場認証に必要なで必要なモバイル端末を先着1千台無償で提供することで、3密の回避など非接触への対応を支援する。施設内で感染が確認された場合は入場認証済みのデータをから入場客を特定、連絡することが可能に。JTBグループのJTBパブリッシングの子連れ旅行応援サイト「るるぶKids」で施設のの3密対策などの情報やイベント情報の掲載を無償で行うなど誘客も促す。
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