ベトジェットが新路線 本国からの首相、二階幹事長も祝う
ベトナムのLCC、ベトジェットエアは7月1日、東京・ホテルニューオータニでセレモニーを開き、成田―ホーチミン、羽田―ダナンの新規2路線の就航を発表した。成田―ホーチミンは7月12日、羽田―ダナンは10月27日に就航し、いずれも毎日運航する。
G20のため来日中で、セレモニーに出席したグエン・スアン・フック首相は「ベトジェットエアが両国の友好を強め、観光促進に役割を果たすことに期待しています。日本には若いベトナム人を中心に33万人が勉強や仕事で暮らしています。新規路線の就航で、往来の機会が増えるのは嬉しいこと」と喜びを示した。
また、日本側からは日越友好議員連盟会長の二階俊博自民党幹事長が出席し「2路線の新規就航を歓迎し、祝意を表したい。両国は年間120万人の双方向交流があり、さらなる国民間交流の促進につながる」と期待した。
![ベトジェットエア](https://www.travelnews.co.jp/img/190730transport1-600x478.jpg)
後列中央にフック・ベトナム首相と
二階俊博幹事長・日越友好議員連盟会長
ベトジェットエアは2007年に設立。現在、70機を保有し、アジア113路線で毎日400便以上を運航している。日本―ベトナム間では、成田―ハノイ、関空―ハノイ、関空―ホーチミンの3便を運航している。
ベトジェットエアのグエン・ティ・トゥイ・ビン副社長兼タイ・ベトジェットエア会長は「日本路線を急速に拡大することで、観光、ビジネスの利用者に多くの選択肢を提供することができます。両国を結ぶフライトでこれまで以上に素晴らしい体験を提供できるよう取り組んでいきたい」とコメントしている。
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