ANA、那覇空港に新搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」導入
ANAは11月5日、那覇空港出発カウンターを一新する。到着してから搭乗するまでの流れをよりシンプルでわかりやすく、スムーズにする新搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」を導入。出発カウンター全体のレイアウト・デザインの変更、「ANA Baggage Drop」サービスの導入、および「Special Assistanceカウンター」の設置を行い利便性などを高める。
1.出発カウンターのレイアウト変更とデザインリニューアル
出発カウンターのレイアウトを変更し、自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」や自動チェックイン機を集約して配置することによって特定のカウンターの混雑を防ぎ、待ち時間の削減を実現する。加えて、搭乗手続きや手荷物のお預かり等の案内表示が、出発するすべての人に一目でわかるよう、大きな文字やピクトグラムを活用したデザインに変更する。
案内表示に使用するピクトグラム例
2.自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」サービスの導入
よりスムーズに出発前に手荷物を預けれる自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」を16台導入する。客が自身で手荷物を自動手荷物預け機の中に入れ、表示される操作案内に従い、預けを完了させることができる手荷物の自動受託サービスだ。海外の客にも利用できるよう日本語に加え、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語の4ヵ国語の案内に対応している。
3.お手伝いが必要なお客様専用の「Special Assistanceカウンター」の設置
体の不自由な人、子ども連れ、搭乗に際し手伝いが必要な人が利用できる居室型の「Special Assistanceカウンター」を設置。カウンター内部の床材等を車いすやベビーカーで利用する際の快適性を考慮した素材にし、車いすのまま手続きが可能な高さの低い手続きカウンターを導入するなど、ユニバーサルデザインに配慮したサービスを提供する。
ANAでは、2015年より国内空港(羽田、新千歳、福岡、那覇、伊丹)へ新搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」を順次導入し、空港での手続きの極小化や待ち時間の抑制、よりわかりやすい導線の実現に向けて取り組んでいる。
ANA FAST TRAVELは、ANAが新たに提供する搭乗スタイルであり、2015年7月より羽田空港、2017年11月より新千歳空港、2018年6月より福岡空港に展開しており、導入が完了するのは那覇空港が4番目となる。なお、伊丹空港へも現在2020年夏に向けて順次導入中だ。
- 箱根登山電車 6月15-30日に「夜のあじさい号」運行(24/04/19)
- 北陸新幹線敦賀開業の効果あり じゃらん、DBJが調査(24/04/15)
- タイ国際航空 東京-バンコク線を毎日5往復に増便(24/04/02)
- 長谷寺・室生寺・岡寺・安倍文殊院を巡礼 JR東海「いざいざ奈良」、春は大和四寺エリアが舞台(24/04/01)
- 大阪―ドーハ就航 カタール航空、8年ぶりに再開(24/03/28)