楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

社有林木材で作ったベンチでSL大樹の雄姿を 東武鉄道の日光・鬼怒川エリア活性化策

21/05/16

東武鉄道は、沿線の日光・鬼怒川エリアの活性化策の一環として、栃木県内に所有する森林での間伐で生まれた木材を生かしベンチを制作する。鬼怒川線、日光線沿線を走るSL大樹の雄姿が眺められる場所に設置。SDGsの観点から社有林の維持と沿線の観光振興を通して地域活性化に生かしていく。

これまで課題となっていた社有林の間伐作で発生した木材の処理を、ベンチの制作で地域活性化につなげようというもの。SL大樹が走る日光・鬼怒川エリアの風景を楽しめる場所に設置できる人に寄贈する。ベンチの制作は、日光市の木材関連業者などでつくる協同組合無垢の会が協力する。

東武鉄道

ベンチ設置イメージ

ベンチを設置する希望者を募集しており、「SLが眺められる場所に設置」「設置後3年以上管理・運営を行う」という条件を満たせば個人・企業・団体の別は問わない。

7月末までtobu.sltaiju@gmail.comへメールで代表者の氏名・住所・電話番号、設置場所の住所、写真などを記入・添付して申し込む。

11月までの寄贈・設置を予定しており、制作数は20脚の予定。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ