日本鉄道賞 大賞は新幹線の早期地震検知システムの開発・導入
21/10/05
国土交通省は10月1日、「日本鉄道賞2021」を発表した。今年で20回目。
大賞は世界で初めて海底地震計を用いた新幹線地震早期検知法を開発・導入したJR東日本、JR東海、JR西日本、鉄道総合技術研究所、防災科学技術研究所、海洋研究開発機構が受賞した。
広範な地域と組織の連携で東北・上越新幹線、東海道・山陽新幹線に早期地震検知システムを導入したことが評価された。海岸地震計と海底地震計が補完し合うことで海域で発生する地震の早期検知に効果が確認された。
地震検知技術が他の新幹線、在来線、民鉄路線など他の交通機関の安全性向上に寄与することにも期待した。

鉄印帳で鉄道をつなぐ
選考委員会特別賞には日本旅行、読売旅行などが参画した「地方鉄道をつなぐ、元気にする鉄印帳事業」、JR九州の九州一周「鉄道で地域の魅力を再発見 D&S列車」など、鉄道の利用拡大や鉄道旅行の魅力発信につながった事業が選ばれた。
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