楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

JR西日本、24年秋に新観光列車を導入 季節ごとに運行エリア設定、第1弾は敦賀から北近畿へ

22/10/19

JR西日本は10月12日、2024年秋に新しい観光列車を導入すると発表した。同時期に展開する「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせたもので、路線を定めず季節ごとに運行エリアを変え、地域の旬を楽しむ旅を提案。鉄道の旅を通して地域のファンをつくり、地域活性化につなげていく。

列車名などは未定だが、コンセプトは「地域の華(はな)を列車に集めて、お客様と地域の縁を結ぶ列車」。キハ189系車両を改造し、イチバンセン社長の川西康之さんをデザイナーに車両をデザインする。

車体カラーは、紋付き染め最高級の檳榔子染め(びんろうじぞめ)の色をベースに「どこを走っても沿線や駅舎に映えるデザイン」を採用。車内は定員が3両編成54席でグリーン車以上の価格帯を想定する。歓談や地域のイベントを楽しめるフリースペースも設ける予定。

JR西日本新観光列車

新しい観光列車の外観イメージ

運行ルートの第1弾は、北陸新幹線が延伸する福井県敦賀から若狭、京都府北部、城崎温泉までを結ぶ旅。第2弾以降は季節ごとに西日本各地で設定する。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ