楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

人とつながる旅モデル

22/03/10

バス会社と連携して昨年12月から2月にかけて大阪府下の中小旅行会社を主対象にモニターツアーを実施した。観光庁の「交通連携」事業の助成を受け、旅行会社と地域をバス会社がハブとしてつなぎ、ウイズコロナ期に持続可能なバスツアーを提案しようと試みたものだ。

ツアーは奈良県と和歌山県を目的地に設定した。両県とも立ち寄った観光施設や寺社、食事場所、宿泊した旅館から、いずれも熱烈な歓迎を受けた。計9回行ったツアーを振り返ると、改めて人によって旅は成り立っているものだと実感している。

前述の受け入れてくれた施設の皆さん、奈良では全行程に同行してくれた観光ソムリエのほか講釈師、和歌山では旅館若女将がすべて付き合ってくれた。彼ら皆がコロナに打ち克つ気概でツアーを楽しく思い出に残るよう演出。そして、延べ百人を超える旅行会社の人たちが参加し協力を得たから無事終了することができたと思う。

今回のツアーは、人との強固なつながりがあったからこそ、血の通ったスポークが旅行会社、地域に、関わった至るところに、枝葉のように伸びていった。たぶん、これが旅の原点ではないかと自負している。感染状況に一喜一憂したが、国や地方自治体の助成金を活用してビジネスモデルを作るのは、今なのだ。

(トラベルニュースat 22年3月10日号)

この記事をシェアする
購読申し込み
旅館ホテルの事業再生
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
観光新時代の先駆け岐阜県下呂

“観光新時代”が加速することを予見していたのか−。そう思わせるほどに、岐阜県下呂温泉の観...

反転攻勢へ和歌山県観光ダイヤモンドイヤー

コロナ禍からの反転攻勢―。日本全国各地が地域経済復活へ掲げる旗頭だが、和歌山県には千載一...

安心あったか山陰個性彩りの旅

冬が近づきいよいよ山陰沖で松葉ガニ漁が解禁。今期はウィズコロナの観光再開ともぶつかり山陰...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。20年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ