人を支え価値を生む 全旅が定時株主総会
全旅の第46期定時株主総会が6月25日、東京・浜松町の東京會舘で開かれた。役員改選では、中間幹夫社長を再任。「人への支えの創造から、価値を生む会社」を表した新しいコーポレートロゴを発表し、3期目となる中間体制がスタートした。
新ロゴで3期目の中間体制
株主総会後の懇親会であいさつした中間社長は「会員のプラットフォーム、サプライチェーンとしての役割と機能を果たして、皆様を支えていくことをお誓い申しあげます」と、前期の好業績を背景に会員支援を強化するとし、「令和のスタートとともに、会員を支えるという意味を込めて新しい社章(ロゴ)を作りました」と発表した。
新しいロゴは「人を支えることから始め、他にはない『支え』を創造する」という理念を込めた。支え合う「人」という文字をベースに、ダークブルー(濃紺)で落ち着き・品性・謙虚を、ライトブルーグレー(無彩色)でニュートラル・可能性・未来を表した。
来賓あいさつのうち、全国旅行業協会(ANTA)の永野末光副会長は「車の両輪として全旅と全旅協本部ががっちり組んで会員のためにやっていきましょう。今年はツーリズムEXPOが大阪で開かれます。全旅に協力いただき、必ず成功させたい」と話した。
また、日本旅行の大槻厚取締役は、全旅会員専用の窓口を開設したことや、鹿児島県で全旅会員とMICE事業に取り組んだことに触れ「全旅とともに一つの地方創生の形を示せました。鹿児島をモデルに日本全域に広げていきたい」。
中間体制3期目の役員は次の皆さん(敬称略)。取締役副社長=植竹孝史、佐藤好徳▽専務取締役=萩原敏和、武下孝司▽取締役=松本和英、斎藤道雄、武井哲郎、三澤弘、上原龍男、大谷稔、吉川満▽監査役=半田初幸、長谷川晋也、岡本浩史▽常務執行役員=日野俊英
(トラベルニュースat 19年7月10日号)
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