年内に30万人の訪タイを タイ国政府観光庁、日本へのプロモーション本格化
9月22―25日のツーリズムEXPOジャパン2022に、タイからはタイ国政府観光庁(TAT)のユッタサック・スパソーン総裁、タネース・ペッスワン副総裁、チューウィット・シリウェーチャクン東アジア支局長ら幹部が来日し、旅行業関係者やメディアと精力的に面談した。
EXPO前日の9月21日には東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で前夜祭「アメイジング・タイランド・ニューチャプターズ」を開催。シントン・ラーピセートパン駐日タイ国大使は日タイ修好135年の歴史のなか、両国民、皇室、王室が友情を築いてきたことを紹介した。
ユッタサックTAT総裁は「タイは2023年には世界から1800万人の旅行者を迎えることを期待しています。日本からは過去最多だった2019年の180万人の7割程度、125万人を目指しています。困難をともに乗り越えるため、手を携えていきましょう」と呼びかけた。
EXPO期間中も総裁、副総裁は出展ブースでメディアに対応。タネース副総裁は「タイは今年1―9月で約600万人の国際旅行者を迎え、17万人は日本からです。水際対策の緩和が表明された、日本に向けてタイの魅力を発信する時が来たと感じています。日本の大手旅行会社7社と連携してタイへの旅行商品を売り出していきます。年末までに30万人の訪タイ旅行者を目指します」と話し、アピールした。
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