【観光業界リーダー年頭所感】九州旅客鉄道株式会社 代表取締役社長 古宮洋二 氏
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
平素よりJR九州グループに対し、格別のご支援とご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年3月、コロナ禍から成長軌道への復帰を果たし、新たな未来への挑戦を開始するタイミングで、経営理念を一新しました。
また、新たな経営理念のもと策定した「JR九州グループ中期経営計画2025―2027」の初年度である今年度を「新しい未来へ向けて、更なる挑戦の一歩を力強く踏み出す年度」と位置づけ、様々な取り組みを推進しました。鉄道事業では、29年ぶりに実施した運賃・料金改定の収益を原資に、ゆるぎなき安全の創造、お客さまへの提供価値向上、移動需要の創出を推進しました。また、まちづくりに向けては、包括連携協定の締結や土地区画整理事業への参画など、これまで以上に自治体等との共創を進めてまいりました。不動産事業においては、資本効率性を意識しながらも、引き続き積極的な成長投資を実施しております。加えて、「未来への種まき」についても、持続的な成長を遂げていくための戦略の実行を着実に進めてまいりました。
一方で、8月に発生した大雨で鉄道に大きな被害が発生しました。激甚化する災害に対しては、喫緊の対処に加え、環境課題として捉えた統合的なアプローチの継続が重要と認識しています。昨年9月には、工事費高騰による影響で「博多駅空中都市プロジェクト」の中止を決定しました。しかし、当社の最重要拠点である博多エリアにおいては、今後も機会をとらえた投資を継続してまいります。
2026年は新たな経営理念、中期経営計画の2年目です。
経営理念については、昨年から進めている対話等を通じて社員への浸透を図ってまいります。
中期経営計画については、鉄道事業収益が想定以上の水準にあること等から、目標数値については見直しも視野に検討をしていますが、基本的な戦略の方向性は不変であると考えております。引き続き、地域をはじめ様々な方々と手を取り合いながら、グループの総合力を結集し、重点戦略を強力に推進するとともに、戦略を支える4つの経営基盤強化の取り組みを着実に実行していきます。
当社グループは、“わたしたちの夢”の実現に向け、日々為すべき“使命”を胸に、全社員で“おこない”を実行することで、力強く歩みを進めてまいります。
最後に、皆さまの益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

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