大型連休直前-価値を生む職場改善
あっという間に桜の季節が過ぎ、日本はゴールデンウイークに突入です。今年はなんと10連休。遊びの計画を立てて楽しみで仕方がない人も、少し憂鬱な気持ちになっている人もいるのではないでしょうか。
旅館ホテル業界は大忙しになることでしょう。年に数回あるGWのような大型連休に忙しいのは当たり前です。ここで暇では、この先やっていけません。
大型連休には、どちらかといえば料理メーンではなく、観光や行楽がメーンで来られるお客様の方が多いのではないかと思います。また、普段ほとんど旅行をしない、「旅館の料理に慣れていない」お客様も多いかもしれません。
料理に関心を持たず、それでも縁あって泊まりに来てくださったお客様に、「この料理を食べたいからまた来たい」と強く思ってもらえる料理を作っていくことが大切なのです。印象に残る味、家庭では作れない味、ここに来なければ食べられない味を提供していけるよう、料理長は頑張っていかねばいけません…
(大田忠道=料理人集団「天地の会」代表)
(トラベルニュースat 2019年4月10日号)
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