大型連休直前-価値を生む職場改善
あっという間に桜の季節が過ぎ、日本はゴールデンウイークに突入です。今年はなんと10連休。遊びの計画を立てて楽しみで仕方がない人も、少し憂鬱な気持ちになっている人もいるのではないでしょうか。
旅館ホテル業界は大忙しになることでしょう。年に数回あるGWのような大型連休に忙しいのは当たり前です。ここで暇では、この先やっていけません。
大型連休には、どちらかといえば料理メーンではなく、観光や行楽がメーンで来られるお客様の方が多いのではないかと思います。また、普段ほとんど旅行をしない、「旅館の料理に慣れていない」お客様も多いかもしれません。
料理に関心を持たず、それでも縁あって泊まりに来てくださったお客様に、「この料理を食べたいからまた来たい」と強く思ってもらえる料理を作っていくことが大切なのです。印象に残る味、家庭では作れない味、ここに来なければ食べられない味を提供していけるよう、料理長は頑張っていかねばいけません…
(大田忠道=料理人集団「天地の会」代表)
(トラベルニュースat 2019年4月10日号)
続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
大田料理長の味な話 の新着記事
- 客前料理 ソムリエのように接客する(24/03/15)
- 8時間労働 料理人の就業環境とは(24/02/14)
- 和食を考える 「おせち」は究極の健康食(23/12/12)
- 人員確保と就業時間 指導だけでは育たない従業員(23/11/14)
- 料理の捉え方 一つひとつに言葉と物語(23/10/16)
- 従業員 人を大切にする下田の宿(23/09/13)
- 学ぶ姿勢 実際に自分の足で動こう(23/07/13)