新たなジェロントロジーの定義と宣誓
見えないものを観る眼を養うことをテーマに、私たちはEXPO2025会場にて、新たなジェロントロジーの定義を提言しました。
私たちが考えるジェロントロジーの本質とは「一人ひとりの人生観と世界観を創る哲学である。人は何のために生まれて何をして生きるのか? 自分自身の生き方に悩み、希望し、自らの存在価値を問い続け、継続して考え続けることである。そこにはどのように人と環境と『かかわるのか』死ぬのかも含まれる。新たなジェロントロジーの価値として、好奇心を持ち、眼に見えないものを観る眼を養い、共にある精神で、かかわり、気づき、つながる。人と人、自然に対しても尊敬の念を持ち、対話を通して、生かし生かされていくことで、自分らしくいられる社会を創る」。
次に、新たなジェロントロジーの定義の下、私たちが今後どのように活動し、行動していくかを宣誓しました。
「いのち輝く未来社会へ向けて、あらゆるものが交じり合い、活かし合える、調和された持続可能な共生社会、イにンクルーシブな場をみなさまと共に創出していくため、新たなジェロントロジーの定義に基づき、自分自身と他者を包摂できるよう、かかわり、気づき、つながることができる学びの機会と対話の場を創り続けていくことを宣誓する」。
私たちの出展が終わり、翌週には万博が閉幕しました…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2025年11月10日号)
- ジェロントロジーを学び考察(25/10/17)
- ジェロントロジー総合会議@万博(25/09/18)
- 万博テーマとジェロントロジーとの共通点(25/07/17)
- お客様から教わった「おもてなし」(25/06/16)
- 万博の未来社会PJと熱中症対策(25/05/16)
- 安全・安心とホスピタリティ(25/04/17)
- バリアフルレストラン パートⅠ(25/03/14)












