ジェロントロジー総合会議@万博
いよいよケアフィットの出展日が迫ってまいりました。
テーマ「見えないものを観る眼を養う」 超高齢社会に不可欠なインクルーシブ社会を実現します。我が国において、人生100年時代、少子高齢化など社会構造が一変されてきました。人手不足を解消するために定年退職制度の見直しや、再雇用契約の年齢引き上げなどに取り組む企業も増えてきました。
このような状況の中で社会や環境の変革と、若い世代の人たちと高齢の人たちなど、多様な人たちが互いに尊重し合い、活かし合う、調和されたインクルーシブな共生社会の実現が不可欠であると考えています。
公益財団法人日本ケアフィット共育機構では、前身のNPO法人日本ケアフィットサービス協会の設立に重なる1999年から超高齢社会の到来を見据え、共生社会の実現に向けて活動してきました。2000年からおもてなしの心と正しい介助技術を備えるサービス介助士資格制度をスタートし、25年4月時点では23万人超のサービス介助士が街中で活躍しています。そのサービス介助士の学びの核には「ジェロントロジー」があるのです。
ジェロントロジーは一人ひとりの人生観と世界観を創る哲学であり、さらには、人は何のために生まれて何をして生きるのか? 自分自身の生き方に悩み、希望し、自らの存在価値を問い続け、継続して考え続けることこそ、ジェロントロジー哲学であると考えています…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2025年9月10日号)
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