楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

地域の空き家を活用する欧州

では、ヨーロッパ型農泊の大いなる成長機会とは何であろうか。

特に地域のホテル、地域の旅館にとっての成長機会とはどのようなものであろうか。

ひとつの考え方として、アルベルゴディフーゾ(AlbergoDiffuso)がある。地域に散らばっている空き家を活用し、建物単体ではなく地域一帯をホテルとするイタリア発祥の取り組みである。アルベルゴ(宿)・ディフーゾ(分散している)という意味で直訳では「分散している宿」となる。

ホテルには、宿泊する部屋、レストラン、バーなどの飲食、お土産などを扱う売店などで構成されているが、アルベルゴディフーゾは、その構成要素が地域全体に広がっている。地域の空き家はホテルにおける部屋となり、レストランは地域の飲食店、となる。

アルベルゴディフーゾでは、地域にレセプション(受付)があり、そのレセプションでチェックインをし、部屋(空き家)の鍵を受け取る。食事は地域のレストランでもいいし、部屋のキッチンで地元食材の料理を作ってもいい。まさに地域に暮らすような滞在スタイルであり、この滞在スタイルはロングステイを可能にする。

これから急増する欧米豪インバウンド、特に地域においては必須のスタイルであり、彼らにとっては当たり前のスタイルである…

(百戦錬磨・観光創生班)

(トラベルニュースat 2019年7月10日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
巡礼の聖地和歌山県のパワー感じて

「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録15周年を迎えた和歌山県。“巡礼の聖地”としてこ...

海、大地が出会い、人暮らす—高知室戸世界ジオパークへ

四国最東南部の高知県室戸市。室戸岬で知られる自然豊かなまちでは、地球がダイナミックに躍...

新潟を味わうガストロノミーツーリズム

「新潟・庄内DC(デスティネーションキャンペーン)」が10月1日から始まった。期間は12月...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。18年版5月15日発売

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。毎年11月発行

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ