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菅政権の功績 新たな観光業界の礎に—

現在、自民党総裁選の真っ只中であろう。どなたが総裁になってもぜひ観光業のさらなる発展と強力な推進をお願いしたい。

そこでコロナ禍での菅政権、とりわけ観光業界にとっての一年を総括したい。

菅総理が総裁選に出馬しないと表明した。これで一年足らずの短命政権となる。突然の安倍総理辞任から急遽政権を引き継ぎ、コロナ禍での暗中模索の船出であった。結果、現時点での菅政権とりわけ菅義偉総理個人に対しての批判は非常に厳しいものがある。

特定のマスメディアにおいては明らかに度を越していると感じられ、誹謗中傷、人格否定なんでもアリの公開リンチがまかり通り、品性のかけらもない。ここまで下品な報道をしているにも関わらず、それが紛うことなく正義であると信じていること自体が醜悪の極みである。

本当に菅義偉総理は巷間云われるように完全否定されるような総理だったのか。

否!である。

もちろん、指摘されるようにコロナ対策に対しての見込み違いはあった。しかし、すべてのマスコミ、ネット口コミが全否定した一日百万回の接種は目標を超えて達成し、10月ごろには大方2回目終了である。

給付金が遅れる根本原因であったDX化の遅れを取り戻すべくデジタル庁を一年足らずで発足させ、全国民の必需品となった携帯電話の一斉値下げも実現した。

そしてなんといっても、Go Toトラベルの実施、雇用調整助成金の延長!延長!延長!と、菅政権の政策抜きで観光宿泊旅行業界は生き残れなかったはずである。

確かに突貫で作った政策群でもあり、数々の問題はあった…

(百戦錬磨・観光創生班)

(トラベルニュースat 2021年9月25日号)

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