楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

観光事業者参入のチャンス 住宅宿泊事業管理業が規制緩和

ようやくインバウンドが再開された。堰を切ったかのように海外からのお客様が急増している。

当方が代表を務めている一般社団法人住宅宿泊協会(JAVR)の会員(世界のOTAほぼすべて)からは「漫画のようだ」というくらいの急増ぶりでありV字回復どころではないようである。

しかし、ここに来てコロナ後遺症とも言える「航空座席不足」と「宿泊人材不足」が大いなる懸念点である。ポイントは、まずは賃金アップも含めた人材確保ではあるが、戦略的にはさらなるDX活用と人に頼らないオペレーションだろう。

その点からも共有しておきたい政策面での規制緩和がある。住宅宿泊事業管理業の規制緩和である。

今までは、住宅を宿泊施設として届け出し、その施設の運営管理を第三者に委託する場合、委託先は住宅宿泊管理業の登録していることが必須条件となる。そして、この住宅宿泊管理業に登録するには不動産業、賃貸管理業などの資格や経験がないと実質登録ができなかった。

しかし、来年度からは不動産系の資格や経験がなくとも指定された研修を受け不動産系の契約、管理等の知識を習得すれば、誰でも住宅宿泊管理業を営めるようになる…

(百戦錬磨・上山康博)

(トラベルニュースat 2022年11月10日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ