「宮島訪問税」を導入 廿日市市、国際観光地として受入環境整備のため―約2年後開始の見通し/広島
21/08/24
広島県廿日市市は、世界遺産・宮島を訪れた人に対する「宮島訪問税」を導入する。訪問1人1回あたり100円の税の徴収。徴収開始時期は確定していないが、旅行会社に周知している。
「宮島訪問税」は、宮島の国際観光地としての受け入れ環境整備に充てるため導入。トイレの設置・維持や宮島口の渋滞対策、大規模な旅客ターミナルの改修・維持、消防艇・診療所の運営などに充て、外部からの来訪増に備える。
納税義務者は船舶での宮島への訪問が対象。地元関係者のほか未就学児や修学旅行などでの訪問は課税されない。
税額は宮島訪問1回ごとに1人。100円1年分を納付する場合は1人1年ごとに500円。
今後、税徴収システムの構築や税の周知を経て、徴収開始時期まで約2年はかかる見通しだという。

受入体制強化が求められる宮島
地域情報 の新着記事
- 万博に海からエール OSAKA SAILING EXPO(25/06/18)
- 万博で英国ナショナルデー パレードや和太鼓とコラボ(25/06/17)
- “アジア三名泉”目指す 下呂温泉、儒城(韓国)と台中(台湾)と交流/岐阜(25/06/03)
- 「アート」と「食」で魅力を発信 7月19日から「おかやまハレいろキャンペーン」/岡山(25/06/01)
- 琵琶湖疎水施設が国宝指定へ/滋賀(25/06/01)