楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

熱海温泉 10月23日に5500発の大型花火大会

21/09/30

10月23日、静岡県熱海温泉で5500発の花火が打ちあがる「花火フェスティバル 海と干物と音楽を」が開催される。コロナ禍に、さらに大規模な土砂災害にも見舞われた熱海市。熱海市の一日も早い復興をと県内の煙火事業者8社が終結。花火には災害で亡くなった人たちへの祈りと、被災者へのお見舞いの気持ちが込められる。

鎮魂と復興への願いも込めて

花火の総合演出を務めるのは過去に花火コンクールで受賞経験も多い「イケブン」(静岡県藤枝市)。音楽の監修は東京2020オリンピック開閉会式で音楽監督を務めた田中知之さんが担当する。

熱海温泉の浸水公園ムーンテラスに設けられた有料観覧席のチケットは1ドリンク、1フード、1干物がついて1人1万円。8人まで入れる団体観覧チケットは10万円。こちらは8人分のドリンク、フード、干物がつく。

花火観覧券としてはいい値段だが、有料観覧席は個人が300席、団体が4組までという少人数制でプレミアム感がある。19時にステージパフォーマンスが始まり、花火の打ち上げは20時からの約40分間。熱海海上花火大会としては久々に大規模な大会になる。

9月27日から個人席のチケットを発売した。購入は花火大会のウェブサイト(https://www.ataminews.gr.jp/hanabifestival/)から。現時点ではチケット購入は静岡県在住者と在勤者となっているが、9月30日に全国で緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除されることから、イケブンでは今後、対象を県外に広げる可能性もあるとしている。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ