3年とらふぐをアピール 淡路島観光連盟、冬グルメ振る舞う/兵庫
淡路島観光連盟(木下学会長=ホテルニューアワジ)は11月30日、神戸市東灘区の神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで、冬の淡路島PRキャンペーン懇親会を開いた。関西のメディアに、3年とらふぐなど淡路島の冬の魅力をアピール。地元関係者を含め120人が出席した。
3年とらふぐは、通常は2年で出荷する養殖フグを潮の流れの速い鳴門海峡を目前にした淡路島東南部の福良港沖で、1・2キロ以上になるまでじっくりと育成。最近では淡路島の冬の味覚としてブランド化するまでに至っている。
木下会長はメディアを前に「皆さんの告知のおかげで淡路島は多くの観光客にお越しいただいています」と謝辞を述べたあと、今季の3年とらふぐは10万匹、約150トンを出荷予定だと報告。「これまで1年を通して来ていただける島を目指して取り組んできましたが、冬季は3年とらふぐのおかげでオンシーズンになりました」とも話し「本日は淡路島産の牛乳とフルーツを使ったスイーツをたくさん用意したので、ぜひ味わってください」と、島スイーツもアピール。自慢の冬グルメを振る舞った。

瀬戸内圏の淡路島として
国内外に訴求すると話していた木下会長
全国ブランドの淡路島玉ねぎをはじめレタスや白菜などを「島サラダ」として紹介していた。
冬の淡路島ではスイセンが見ごろを迎える。その一つ、灘黒岩水仙郷が12月25日にリニューアルオープン、新しいランドマークとして生まれ変わる。
海を一望し大パノラマが広がる展望デッキが整備されるほか、カフェやイートインスペースも併設され、スイセンを眺めながら寛ぎの空間と時間を提供する。
木下会長は「関西の淡路島から瀬戸内圏の淡路島とも位置付けられます。関西国際空港や神戸空港で国内外から訪れた観光客にも淡路島へ来ていただけるよう努めたい」と広域連携にも意欲をみせていた。
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