楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

3年とらふぐをアピール 淡路島観光連盟、冬グルメ振る舞う/兵庫

23/12/12

淡路島観光連盟(木下学会長=ホテルニューアワジ)は11月30日、神戸市東灘区の神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで、冬の淡路島PRキャンペーン懇親会を開いた。関西のメディアに、3年とらふぐなど淡路島の冬の魅力をアピール。地元関係者を含め120人が出席した。

3年とらふぐは、通常は2年で出荷する養殖フグを潮の流れの速い鳴門海峡を目前にした淡路島東南部の福良港沖で、1・2キロ以上になるまでじっくりと育成。最近では淡路島の冬の味覚としてブランド化するまでに至っている。

木下会長はメディアを前に「皆さんの告知のおかげで淡路島は多くの観光客にお越しいただいています」と謝辞を述べたあと、今季の3年とらふぐは10万匹、約150トンを出荷予定だと報告。「これまで1年を通して来ていただける島を目指して取り組んできましたが、冬季は3年とらふぐのおかげでオンシーズンになりました」とも話し「本日は淡路島産の牛乳とフルーツを使ったスイーツをたくさん用意したので、ぜひ味わってください」と、島スイーツもアピール。自慢の冬グルメを振る舞った。

淡路島観光連盟

瀬戸内圏の淡路島として
国内外に訴求すると話していた木下会長

全国ブランドの淡路島玉ねぎをはじめレタスや白菜などを「島サラダ」として紹介していた。

冬の淡路島ではスイセンが見ごろを迎える。その一つ、灘黒岩水仙郷が12月25日にリニューアルオープン、新しいランドマークとして生まれ変わる。

海を一望し大パノラマが広がる展望デッキが整備されるほか、カフェやイートインスペースも併設され、スイセンを眺めながら寛ぎの空間と時間を提供する。

木下会長は「関西の淡路島から瀬戸内圏の淡路島とも位置付けられます。関西国際空港や神戸空港で国内外から訪れた観光客にも淡路島へ来ていただけるよう努めたい」と広域連携にも意欲をみせていた。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

世界遺産登録20周年記念・聖地リゾート!和歌山へ

2024年、和歌山県では世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念し、現在「聖地...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ