島根・足立美術館 22年連続で日本庭園1位に、米専門誌が選出
足立美術館(島根県安来市)は1月8日、アメリカの日本庭園専門誌が選ぶ2024年の日本庭園ランキングで、同館の日本庭園が22年連続で1位に選出されたと発表した。
日本庭園ランキングはアメリカの日本庭園専門誌「数寄屋リビングマガジン/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」(JOJG)が2003年から毎年実施。日本国内の日本庭園、約1000カ所の候補から日米欧豪の専門家30人前後がそれぞれにつける順位をもとにランキングし、上位50の日本庭園を発表している。例年、1月に発表されている。

主庭「枯山水庭(かれさんすいてい)」
22年連続の日本一獲得について同館の足立隆則館長は「近年、足立美術館は庭園日本一がキャッチフレーズとなり、国内だけでなく、海外からも多くのお客様が来館されるようになりました。 職員全員が一丸となって維持管理にあたり、日本庭園の魅力を世界に発信していきたいと思っています」とコメントしている。
庭園は造園に着手した1968年から約15年をかけて基本形が完成した。庭園は枯山水庭、苔庭、池庭、白砂青松庭、亀鶴の滝などで構成され、借景の山々を含めると総面積は約16万5千平方メートルに及ぶ。専属の庭師7人が手入れをするほか、毎朝開館前には職員総出で清掃している。
足立美術館では現在、常設展と併せて、冬季特別展「縁起物大集合 しあわせを呼ぶ日本画」展、「冬の横山大観コレクション選」などが開かれている。
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