楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

旅行会社が喜ぶ資料

23/11/25

自治体や観光協会が主催する商談会や情報交換会がコロナ前のように開催されるようになってきた。ただ地域側からアフターコロナの観光、新しい旅のスタイルを提案する一方で、観光パンフレットを山のように持ち帰させる旧態然のやり方はいかがなものかと思う。本当に、旅行会社が求めているものなのだろうか。

先日、山口県が開いた大阪情報発信会で配布していた資料は秀逸だった。25㌻のホチキス止めの簡単な冊子なのだが、その内容は県内で団体受け入れ可能な昼食場所を一覧にし、旅行商品造成に関する補助・助成制度を簡潔にまとめていた。施設一覧は、受入可能人数と旅行会社への送客手数料の有無、バス駐車の可否、店舗の概要とポイントがきちんと表になっていて一目瞭然。補助・助成制度の方も13の県市の実施団体と事業名と制度の概要がわかりやすく編集されている。

コロナ禍で著しく変わってしまった受入施設の状況をこれほど的確にまとめてある資料は初めて見たような気がする。宿泊施設の一覧があったらもっと良かったと思うが、こんな資料を最も求めているのが旅行会社であるのは間違いない。

山口県内の観光協会とコンベンション協会がまとめたそうだが、他都道府県や市町村、観光協会でもどんどん真似ればいい。

(トラベルニュースat 23年11月25日号)

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

和歌山龍神に輝く夕夜景

大阪の中心部から車で約2時間、南紀白浜空港から1時間ほどの距離に位置する和歌山県田辺市龍神...

サステナブルアイランド四国への誘い・愛媛編

四国が進める観光のテーマは「持続可能」だ。社会全体のテーマとしてもはや中心に座りつつあるサ...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ