4月の訪日客 200万人に迫る195万人に、中国からは11万人
23/05/18
日本政府観光局は5月17日、4月の訪日外国人旅行者が200万人に迫る194万9100人だったと発表した。3カ月連続で増加した。
2019年4月の292万6685人との比較では33・4%の減少だが、これは中国からの訪日客数の動向によるところが大きい。2019年は中国から73万人が訪日していたが、今月は11万人にとどまっている。それでもコロナ禍後、中国からの訪日客も初めて10万人を超えた。
その他の市場でも米国、シンガポール、インドネシアなどは2019年4月の訪日客数を上回った。
4月の出国日本人数は3月の出国者数を下回る56万200人だった。2019年比では依然として6割台の減少が続き、訪日客に比べ回復の遅れが目立っている。
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