ユーグレナのバイオ燃料で民間機が初フライト、持続性ある空の旅へ
21/06/30
ユーグレナ(東京都港区)は6月29日、同社が開発したバイオ燃料「サステオ」で民間航空機が初めて飛行したと発表した。プライベートジェット機「ホンダジェットエリート」が鹿児島空港から羽田空港まで約90分間飛行した。

鹿児島空港の様子
サステオは原料に使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(和名はミドリムシ)由来の油脂を使用している。今年6月4日に国土交通省航空局保有の飛行検査機「サイテーションCJ4」が初フライトを実施し、民間航空機としては今回が初めての飛行となった。持続可能な空の旅が一歩前進した。
今秋からサービス開始を予定しているホンダジェットエリートの一般向けチャーターフライトでは、使用燃料としてサステオを選択できるようになる。
同社では2025年中にバイオ燃料製造商業プラントの稼働を予定、燃料価格についても引き下げを目指す。
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