4県の最新情報をアピール JR四国、大阪で商品説明会
2023年度JR四国商品説明会がこのほど、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で開かれ、列車のリニューアル情報や四国4県の観光情報を提供した。
はじめにJR四国の長戸正二専務取締役鉄道事業本部長があいさつし「ゴールデンウイークは昨年比126%で、本来の数字に回復しました。今年6月にはアンパンマン列車の累積乗客数が100万人に達し、さらに魅力的な車両にしていきます。岡山、高松から8000系列車をリニューアルし、快適なご利用ができるようになります。一人でも多くのお客様に周遊していただけるようお願いします」。

あいさつするJR四国の長戸専務
来賓として出席したJR西日本の福島純鉄道本部営業本部長は「2年後に大阪・関西万博があり、万博プラスワン・トリップで、四国へということを検討しています。連携を強めて四国への送客を促したい」と話した。
観光列車に力を入れるJR四国は、伊予灘ものがたりやトロッコ列車に団体枠を設けていることを改めて紹介。瀬戸大橋線開業35周年事業を12月末まで開催することなどをアピールした。
愛媛県は、しまなみ海道のサイクリングや滑床渓谷のキャニオニングを4大アクティビティとして紹介。松山市の野志克仁市長は、道後温泉本館保存修理工事を終え来年7月中にすべて営業できることを伝えた。
徳島県は、県南部で世界初めて営業運転を始めたDMVプラスワンを、高知県はNHKの連続テレビ小説「らんまん」放送に伴い展開しているキャンペーン「牧野博士の新休日」、香川県は弘法大師生誕1250年や瀬戸大橋35周年、栗林公園は特別名勝指定70周年など周年行事をアピールした。
JTB執行役員の北村豪西日本エリア広域代表は「関西にないダイナミックな自然に販売意欲が湧きました。伊予灘ものがたりをはじめ列車の組み合わせが企画商品で簡単になりそうで、ますますお客様にお勧めしたい。万博、IRはじめ関西はゴールデンタイムに入ってきます。四国、瀬戸内へ仕組みとして送客できるようにします」とエールを送った。
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