癒しの時間は八カ寺めぐり 福井県小浜市
福井県小浜市から、若狭おばま観光協会の原田優輝さんと池田歩さんが来社した。9月1日―12月1日に展開する「なむなむ若狭おばま八カ寺巡り」キャンペーンへの来訪を呼びかけた。
小浜市と若狭町にまたがる日本遺産「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群」は今年7月、全国で約100カ所ある日本遺産の中から文化庁が「日本遺産プレミアム」に唯一認定された。文化遺産の保存と活用ならびに観光との融合が評価されたもので、特に全小学校の児童が、京都と若狭をつないだ鯖街道を歩くなど、住民の理解と活動が日本遺産のロールモデルとされた。
八カ寺巡りは、まちの暮らしに息づく文化を“見える化”するもので、今秋初めての取り組みだ。八カ寺は、国宝や重要文化財を有する明通寺▽神宮寺▽萬徳寺▽多田寺▽妙楽寺▽羽賀寺▽圓照寺▽国分寺。内陣まで入ることができ、仏様に手を伸ばせば触れそうな特別な体験ができるという。
キャンペーンでは、住職が祈祷した手ぬぐい御守、ポストカードが付き、一綴りで4カ寺が拝観できる共通券を2200円で販売。手ぬぐいは各寺の本尊など仏像がデザインされ、その下に寺印を押してもらえるようになっている。
原田さんは「山中の静かなお寺で自分の時間を過ごしてもらえるような癒しがあります」。
池田さんは「一度で八カ寺をめぐるだけではなく、市内に泊まってもらっても、何度も足を運んで小浜の美味しいものを食べるのもお勧めです」。
2人は30―40代の女性にぜひ来てほしいと話していた。

福井県小浜市のお2人
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